在日フランス商工会議所機関紙「フランス・ジャポン・エコー」は、1963年創刊。変動する経済の動きを分析、日本におけるフランス企業の最新ニュースを紹介します。毎号、話題のテーマを特集、『フィガロ』、『ルモンド』といったフランス紙の日本特派員が主に記事を執筆します。日本の経済を詳しく説明する「フランス・ジャポン・エコー」は、フランス人ビジネスマンには欠かせないバイブルとなっています。またビジネスの世界以外でも、大使館などの政府関係、料理関係、大学などの教育機関など幅広い分野で読まれています。フランス人から見た日本経済。親しみやすい経済のテーマに関する記事を、フランス語で読んでみませんか!
■FJE no.185 : Yen, ou vas-tu ? 円よ、どこへ向かうのか
円というテーマは、日本のビジネス界において常に重要な位置を占めてきた。為替の激しい上下動は、企業にとってはコストや利益率に直結し、個人にとっても輸入品の購入や海外旅行など、日々の選択に影響を与え続ける要因だ。
しかしコロナ禍以降、日本円は歴史的に低い水準にとどまり続けている。フランス・ジャポン・エコーでは、企業経営者や個人への取材を通じ、この状況がそれぞれの活動にどのような影響を及ぼしているのか、そしてこの状態が変化した場合の是非について探る。
本号ではさらに、駐日フランス大使への独占インタビューも掲載。着任間もない、ベアトリス・ル・フラペール・デュ・エレン大使が、エマニュエル・マクロン大統領の訪日を目前に控えたタイミングで取材に応じた。「特別なパートナーシップ」から「格別なパートナーシップ」へ——。日本への政治的関心が高まるいま、その関係をいかに深化させていくのかを語る。
また、日本を代表するエコノミスト、会田卓司氏への独占インタビューも見逃せない。新総理大臣である高市早苗氏の経済政策について、今まさに固められつつある方向性をわかりやすく解説している。
さらに本号では、日本の重要な産業の一角を担う免税ショッピング制度の今後の改革についても取り上げている。世界の免税店売上の実に4分の1を日本が占めるという事実は、この市場の存在感を物語っている。
FRANCE JAPON ECO(フランスジャポンエコー) No.185 の目次
09 REPERES 比較
12 INDICATEURSインデックス
14 Les Sanaenomics par leur inspirateur サナエノミクスを語るその提唱者
28 BEATRICE LE FRAPER DU HELLEN, AMBASSADRICE DE FRANCE AU JAPON : ≪ Toutes les pieces sont la. A nous de jouer ≫「すべてのピースは揃っている。あとは私たちが行動するだけだ。」ベアトリス・ル・フラペール・デュ・エレン 駐日フランス大使
20 ALICIA OGAWA : ≪ Beaucoup d’entreprises n’ont pas de directeur financier ≫ 小川アリシア「CFOすらいない日本企業も多い」
33 EDITORIAL エテ゛ィトリアル
34 French Business Awards
36 VIE DES MEMBRES 会員の働き
38 LA RELEVE 新顔
40 LES VISITEURS 来訪者
45 Yen : plus haut ! 円よ、上がれ!
46 YEN FAIBLE perdant-perdant 円安:共倒れ
49 Le dilemme de l’importateur 外資系企業が抱くジレンマ
52 Le Japon, province de Taiwan ? 日本、台湾の「一地方」に?
54 La bonne surprise du yen bas 円安の思わぬ恩恵
58 CES FRANCAIS DU JAPON 日本のフランス人たち