【内容紹介】目指したのは、数を売りにした「語彙構築」ではない。単語の「核心」をつかむこと、それが目標だ。単語数を単純に増やしても、入試の後で体験したように、あっという間に多くの語彙が雲散霧消する。本書は、たとえば接辞を活用して単語力を上げ、難語と呼ばれる語彙でもそれを砕いて分析し、記憶に刻みつける。単語は自然増殖し、それを忘れない。組みあがった「単語の要塞」は崩れない。そのためには、どう単語と向きあうべきかをここに示した。検定試験の出題に沿って学ぶのではなく、その逆を行く。検定を上回る語彙力で、おのずと解答が引きだせる安定の実力を育てるのだ。