2022年ノーベル文学賞受賞作家アニー・エルノー作品
客層の多様性や少しずつ機械化されていくレジ係、消費を促されていくカートの中身、アニー・エルノーが買い物リストを手にして、毎日何千人ものあらゆる階級の人々が集まる郊外にあるスーパーマーケットを観察する。このテキストは、フランスの中学三年生における、商品経済や消費主義の台頭に関する研究への推薦図書にもなっています。
"Souvent, j'ai été accablée par un sentiment d'impuissance et d'injustice en sortant de l'hypermarché. Pour autant, je n'ai jamais cessé de ressentir l'attractivité de ce lieu et de la vie collective, subtile, spécifique, qui s'y déroule." Annie Ernaux.